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ウブロ クラシック フュージョン アスペンを記念した限定モデル

クラシック・フュージョンと陸軍第10山岳師団との関係は? ウブロがその答えを知っている。

我々が知っていること

コロラド州アスペンにある、シルバークイーン・ゴンドラ入口のすぐ右側の壁に取り付けられた巨大なウブロのビッグ・バンの掛け時計は、午後3時30分にゴンドラが停止するまでにあと何本滑ることができるかをスキーヤーたちに知らせている。このほかにも超大型のビッグ・バンのクロックが、高級住宅街であるスキー場のパブリックスペースに8基設置されているのだ。ウブロは、2019年にアスペンの公式タイムキーパーの座についた。ほとんどの産業がそうであるように、パンデミックはスキー関連の旅行や観光に大きな打撃を与えたが、リフトは再び動き出した。町が各地からの観光客で活気づく今、ウブロはこのパートナーシップを称え、デンバーから西へ約4時間の場所にあるスキーリゾート地、アスペン スノーマスの誕生75周年にちなんだ25本の限定ウォッチを発表した。

クラシック フュージョン アエロ・フュージョン アスペン スノーマス限定モデルは、ウブロが最も得意とするところがよく出ている。セラミックとラバー(ホワイトカーフレザーで裏地はラバー)の「フュージョン」、そしてスケルトン加工と装飾が施されたCal.HUB1155を搭載。これはすでにご存知のクラシック フュージョンであるが、ゲレンデに合わせたモノクロのカラーリングになっている。この立派な25本の時計は見事なシリーズとなっているが、ウブロが最も興味深いのは、顧客の立場に立って対応するやり方だ。私は、難解なブランドとのパートナーシップが生み出す非常に特殊な限定モデルが好きだ。90年代の古いエディー・バウアー/フォード エクスプローラーや、ジェイソン(・ヒートン)が2018年に書いたL.Lビーン/ハミルトンなどがそうだ。今日の時計界ではコラボレーションが横行しているが、ウブロと同じように消費者にとって意味のあるパートナーシップを模索できているブランドは非常に少ない。デザインは確かに偏向的だが、時計を位置づけ、強い関連性を生み出すことを、ウブロはほかのどこよりもうまく行なっている。そして、それは尊敬に値することだ。

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