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ジャガー・ルクルトがダイヤモンドを散りばめた「レベルソ」の新作を発表

ジャガー・ルクルトは、レベルソの新作「レベルソ・ワン・コルドネ・デュエット・ジュエリー」を発表した。ジェムセッティングの技巧にスポットライトを当てた本作は、レベルソが持つ女性らしさを探求している。

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ジェムセッティングの粋

ジャガー・ルクルトを代表する「レベルソ」コレクションに、華やかさに満ちた新作「レベルソ・ワン・コルドネ・デュエット・ジュエリー」が加わった。アールデコ様式のデザインをまとうレベルソは、1930年代の時点で複数のレディスウォッチを製作。実用的な反転式のケースを採用する一方で、当初から女性らしい側面を持っていた。

 33年に製作したレベルソのレディスモデルには、初めてコルドネブレスレット(細い紐の意)が採用された。ラグの代わりにケースの側面に穴を設け、そこに細い紐を通すことで、ブレスレットのような感覚で着用できる腕時計を作ったのだ。これはまさしく、アールデコ様式が一般化された時代の“洗練されたエレガンス”を体現したスタイルだった。

 それから時は流れ、今回発表した「レベルソ・ワン・コルドネ・デュエット・ジュエリー」では、コルドネブレスレット仕様のレベルソに新しい解釈が加えらえた。ジュエリーという名称が示すように、時計全体には宝石が散りばめられ、外装には18Kピンクゴールドを採用。オリジナルモデルのデザインを継ぎながら、モダンに進化した。

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レザーで製作されていたコルドネブレスレットは、ケースに合わせて18Kピンクゴールドで作られた。短いコマをひとつひとつ組み合わせることで、とてもしなやかな造形を生み出している。外装を覆うようにダイヤモンドが隙間なくセッティングされ、職人の技が遺憾無く発揮されている。セットされたダイヤモンドは合計で1104個にも上り、7.84カラットの輝きを放つ。

反転ケースが生み出すふたつの顔

本作のダイアルは、複数の素材で構成されている。表のダイアルはホワイトカラーをベースとし、マザー・オブ・パールのベースにゴールドのアラビアインデックスが植字されている。また、中央部には規則的にダイヤモンドが並べられ、4つの角に配されたブラケットがダイアルを囲む。

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表とは対照的に、裏のダイアルはブラックカラーを基調としている。ベースはラッカーで仕上げ、ダイアル中央から放射状に広がるアワーマーカー上には、ダイヤモンドがセッティングされている。表と裏で異なる見た目の「デュエット」は、着用者の気分次第で表情を変えるのだ。