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2021年の夏に着けたい、カジュアルウオッチの名作を大特集!

“カジュアルから本格派まで、語れる名作教えます。”と題して、四つのテーマで歴史的な名作を一挙にお届けします!

　夏服に衣替えするのに合わせて、新しい時計が欲しくなってくる季節ではないでしょうか。最新号でタイムギアが注目したのは流行に左右されることなく使える“名作時計”。 大特集では“語れる名作教えます。”と題して、カジュアルから本格派まで、歴史に残る“名作時計”を一挙に紹介していきます

大特集は“カジュアルから本格派まで、語れる名作教えます。”
流行に左右されることなく使える“名作時計”に注目。四つのテーマを設けて、イチオシのモデルを紹介していきます。

憂鬱な梅雨も明けて、夏本番に向けて気温が上がってきている今日この頃。夏服に衣替えするのに合わせて、新しい時計が欲しくなってくる季節ではないでしょうか。

今シーズンも様々な時計が発売されていますが、魅力的な時計は何も新作だけではありません。タイムギアの最新32号では、“語れる名作教えます”と題して、流行に左右されることなく使える“名作時計”に注目。四つのテーマを設けて、イチオシのモデルを紹介していきます。

ひとつめのテーマである“世界初の記録を残した名作”では、世界初のLEDデジタル時計など、世界初の記録をもつ時計をクローアップ。モデルごとに世界初にまつわるストーリーをまじえつつ、魅力を紹介していきます。

二つ目の“デザインウオッチの名作4選”では、MoMA（ニューヨーク近代美術館）に収蔵されている名作など、デザイン界の巨匠が手がけたモデルを紹介。

そのほか、日本で始めての本格潜水時計を原点にもつモデルを紹介した“国産ダイバーズウオッチファーストモデルの系譜”、宇宙飛行士のミッションをサポートした時計を選出した“宇宙を旅した隠れた名作”など、思わず人に自慢したくなる“名作時計”を、タイムギアならではの切り口で紹介しています。

大特集以外にも、“ラグスポの雰囲気を手頃な価格で楽しめる狙い目ウオッチ”では、昨今、時計界でトレンドのひとつとなっている“ラグジュアリースポーツウオッチ”風のデザインを採用したカジュアルウオッチをクローズアップ。

元々は、高級時計ならではのジャンルであった“ラグスポ”のエッセンスを取り入れつつ、手頃な価格で手に入れることができる魅力的なモデルを厳選して紹介します。

また、新作モデルのなかから、価格別で狙い目のダイバーズウオッチをセレクトし、実機レビューした“ダイバーズウオッチ購入指南&おすすめ新作13選”も必見です。

　今回も、手軽に購入できる1万円以下のモデルから本格時計まで、幅広い価格帯で今夏の狙い目モデルを紹介していきます!

IWCビッグパイロットウォッチパーペチュアルカレンダートップガンエディション「モハベデザート」とIWCビッグパイロットウォッチトップガンエディション「モハベデザート」は、それぞれの名前が完全に読まれているように、IWCによって2021年に導入された2つの新しいトップガンウォッチです。 F / A-18E / Fスーパーホーネットから飛び出した後、空想または現実のいずれかでモハーベ砂漠を歩き回ってしまう人々に何が提供されているか見てみましょう。

2021年製のIWCトップガンウォッチはどちらもかなりの割合で販売されているため、どちらの時計も名前の指定で「ビッグ」を獲得するために公平なシェアを占めています。スリーハンドリファレンスIW506003は直径46mm、厚さ14.6mmで、パーペチュアルカレンダーリファレンスIW503004は直径46.5mm、厚さ15.6mmです。

類似点は続きます。ケースの素材は砂色のセラミックで、元々は2019年にデビューしましたが、IWCのパーペチュアルカレンダーとしては初めてです。アメリカ海軍が所有する最大の土地であるモハーベ砂漠、特に「不毛で乾燥した」に触発されました。チャイナレイクの風景。ここでは、チャイナレイク海軍航空兵器基地で、軍が空中兵器システムを開発およびテストし、パイロットの使用法を訓練しています。」 3ハンドIWCトップガンビッグパイロットウォッチの頑丈なチタン製ケースバックに見られるように、そのファイターウェポンスクールはトップガンが指しているものです。 TOPGUN（IWCはそれを2つの別々の単語に分割しますが、実際に書かれている方法です）のインストラクターは、現在F / A-18A / B / C / D / E / Fホーネットとスーパーホーネットを飛行しています。未配達のパキスタンF-16A / Bファイティングファルコン。

どちらの部品も、適切なIWC社内キャリバーを備えています。 IWCビッグパイロットウォッチパーペチュアルカレンダートップガンエディション「モハベデザート」はIWC52615ムーブメントを搭載し、IWCビッグパイロットウォッチパーペチュアルカレンダートップガンエディション「モハベデザート」はIWC52110ムーブメントを搭載しています。どちらもセラミックベースのペラトン自動巻きシステムを備えており、両方の時計の印象的な7日間（168時間）のパワーリザーブを補充するのに役立ちます。パーペチュアルは、真のIWCの伝統では、すべての表示をリューズで調整できますが（他のほとんどのパーペチュアルカレンダーウォッチのように、ケースの側面にラベルのない補正プッシャーはありません）、7日間使用するのは間違いありません。ジュースとあなたのパーペチュアルを調整することをまったく心配する必要はありません。

どちらの部品も、3時位置に便利なパワーリザーブインジケーターを備えています。3針では、6時位置に目立たないように配置され、色が調整された日付表示が付いているだけです。カレンダーが表示されます。 IWCの公式技術説明のクールな「フレックス」は、F-18で少し速く登った場合に、両方の部品で、空気圧の低下によって引き起こされる変位からクリスタルを保護する方法です。

ブランド時計 コピー

このグランドセイコーは絵に描いたような完璧な時計ではないかもしれないが、ある意味、完璧な時計であり得るのだ。

2020年3月、グランドセイコーは、初代グランドセイコー（グランドセイコーの製品名は概してやや簡潔なアプローチをとっているため、単に“初代”と呼ばれている）誕生60周年を記念して3つの時計を発売した。いずれも手巻きのグランドセイコー Cal.9S64を搭載している。

　プラチナとゴールドの2種類があったが、その中でも特に私の心に響いたのがSBGW259だった。ケースのデザインは“初代”ゴールドやプラチナと同一だが、素材は（グランドセイコーの“初代”と比べれば）非常に先進的なものだ。その素材とは、グランドセイコーがブリリアントハードチタンと呼ぶもので、従来のステンレススティールの2倍の硬度をもつ。

チタンは時計のケースに広く使われているが、多くの場合、何らかの表面硬化処理を施す必要がある。チタンは非常に強い金属で、多くのスティールよりも強く、質量は約半分であるため、航空機に多く使われている。しかし、傷がつきやすいのも事実だ。ブリリアントハードチタンは、一般的に時計ケースに使用されているグレード5のTIよりもはるかに傷がつきにくいだけでなく、非常に高度な研磨が可能だ。このためSBGW259は、グランドセイコーの愛好家が高く評価するきらびやかな表面とシャープな平面を実現している。スティール製の他のグランドセイコーと並べてみても、SBGW259はそれらに勝るとも劣らない輝きを放っている。

グランドセイコーはここ数年、新しいムーブメントや新しいモデル、そして多くの場合、より大胆なデザインを導入することで、驚きの要素を強く打ち出してきた。SBGW259は、正確には原点回帰とは言えない。なぜなら、グランドセイコーはある意味、原点から離れることがなかったからだ。高額な限定モデルが印象に残りがちだが、グランドセイコーには5000ドル（約55万円）以下で販売されている約40のモデルを含めて、クラシックなモデルが数多くラインナップされている。しかし、このブランドが非常に秀でていながら忘れられがちだった分野を体現したのは、この新しいグランドセイコーなのだ。

簡潔に言うと、パッと見て目を引かれるような時計ではないのだ。だが実際に見てみると、ダイヤルは非常に深いウルトラマリンカラーで、ダイヤモンド研磨の針やインデックスが燐光性の海の生き物のように光っている。私は普段、日付表示について頑なな考えはもっていない。第一に、日付表示は時計の販売に役立つだろうし、第二に、私のように日付はおろか曜日も思い出せないことがある人間には便利なものだ。この“初代”限定版では、明らかな理由から、それが一様に省略されている。

　特にSBGW259は日付表示窓に反対するいい論拠となっている。たとえ素敵な日付表示窓であっても、DB-5（アストンマーティンのクラシックスポーツカー）にスノータイヤを履かせるような悲劇的な違和感があっただろう。

そして、それは夢のような装着感なのだ。日常使いの時計に必要な特性のひとつは、腕の上でほぼ消えてしまうような装着感だと思っている。これは普段あまり意識しないことだが、過去20年間、1日から数カ月、レビューのために何百もの時計を身に着けてきた私は、必要なときにそこにあり、必要でないときには目立たない腕時計の実用的な価値を本当に高く評価している。

日常的な使用においては、シンプルさが最大の美点になる。リューズはつまみやすく、Cal.9S64の巻き上げを、本来あるべき私的で感覚的な喜びにしてくれる。そしてケースと針の輝きは、時間を見るたびに小気味よく、しかし確実に喜びを再発見させてくれる。38mmのチタンケースは、バランスのとれたシェフズナイフや、1950年代のクラシックフィルムのライカIIIF（史上最も美しいカメラのひとつ）のように、手首や手にジャストフィットする。

演劇・映画評論家のジョン・サイモン（彼の批評は、かつてブロードウェイの人々を恐怖に陥れた）は、エドモンド・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』について面白いことを言っていた。「これは偉大な劇ではなく、単に完璧な劇である」と。この言葉はさまざまな意味に解釈できるが、非常に興味深い問題を提起している。完璧なものが偉大なものになるのはどんなときか？　完璧でなくても偉大な芸術作品は確かにある。匠の品と呼べてもアート作品ではない腕時計に、そのようなレベルの偉大さを期待するのは違うような気がする。

　しかし、SBGW259はそれに非常に近いものがある。「長い鼻と長い剣を持つ男」の戯曲のように、パーツとパーツの見事な調和がとれていて、飽きがこないのだ。ただ、もっとキャッチーな名前が必要かもしれない。“ブルーエンジェル”なんかはどうだろう？

1960年代にエドックスが手がけた防水時計の名作「デルフィン」。そのDNAを受け継ぐ現行モデルはスケルトンデザインもじつに斬新！

エドックスの象徴となる砂時計をモチーフに、巧みなカットワークを駆使してモダンかつ個性的なスタイルに仕上げたスケルトン文字盤。

伝統的な防水スタイルに流行のスケルトンを融合

1884年の創業以来、持ち前の高い技術力により時計界で独特のポジションを確立してきたエドックス。とくに防水性に関しては他の追随を許さないブランドとして知られている。そのきっかけとなった名作モデルが1961年に誕生した「デルフィン」だ。

エドックスは’50年代初頭から新たな防水システムの開発に取り組み、革新的なリューズ機構“ダブル-Ｏリング”を完成させた。この世界初の特許技術を搭載した「デルフィン」は、当時としては破格の200m防水を成し遂げる。さらに’65年、進化した“ダブル-Ｏリング”採用の500m防水ダイバーズ「ハイドロサブ」が登場。こうして同社は、防水時計の名門として名を轟かせることになったのである。

この革新の血筋を継承する新作が「デルフィン メカノ オートマティック」。最大の注目は、シリーズ初のスケルトン文字盤を取り入れたことにある。ブリッジはブランドの象徴＝砂時計に想を得た個性的な形状にカッティングされ、その上から精悍なブラックを施し、精悍でモダンなスケルトンに仕上げた。これにより文字盤側からムーブメントの動きを楽しむことも可能に。

もちろん、独自開発の“ダブル-Ｏリング”に加え、オリジナルにはなかったねじ込み式リューズを採用し200m防水を確保。また’70年代モデルからは、ビス留めされた12角形ベゼルを受け継ぎ、ラグジュアリースポーツの雰囲気も。まさに伝統と革新が融合した名門のプライドを感じさせる1本だ。

GOAT（史上最高）の二人が身に着ける腕時計とは。

NBAの大スター、レブロン・ジェームズのHBOオリジナルシリーズの「The Shop」のシーズン4が金曜日にスタートした。理髪店を舞台に、実際に髪を切ってもらいながら議論するこの番組には、放送開始以来、バラク・オバマ元大統領をはじめとする多くの著名人が出演してきた。しかし、Jay-Zのような大物ゲストが登場することはめったにないことだ。番組内では、現役最強のラッパーであるJay-Zが、ハイコンプリケーションのオーデマピゲ（AP）のロイヤル オークを身に着けていただけでなく、他の出演陣も素晴らしい時計を身に着けていた。レブロンのコーラルレッドのオイスター パーペチュアル（下の写真）は、我々が見つけた中で最もタフな腕時計だったことを物語っている。

そのオイスター パーペチュアル（OP）について。2020年の夏にロレックスが発表した鮮やかなOPシリーズのうちのひとつで、数十年前にロレックスが作ったステラダイヤルにちなんだものだ。ダニーの記事でロレックス　オイスター パーペチュアルの5つのサイズを紹介したが、同社はコーラルレッドのダイヤルを3つのサイズで製造している。31mm、36mm、41mmだ。身長206 cmのジェームズは、ほぼ間違いなく大きいサイズを選んだだろう。41mmの画像がないため、36mmをご紹介する。3、6、9のダブルバトンマーカーのレイアウトは共通だ。 レブロンはたくさんの時計を所有していて、どんな時計でも手に入れることができるが、彼が選んだのは、普段使いできる楽しいスティール製のロレックスで、価格は62万1500円（税込）だ。

Jay-Zと時計の歴史は古く、長いキャリアのなかでさまざまなブランドの時計を身に着けている姿が撮影されている。しかし、ほとんどの場合、彼はAPを愛用していた。彼がロイヤル オークを愛用していることは、番組の序盤から明らかだった。一体型のブレスレットが特徴的なのだ。彼の身振りによって、それがセラミック製であることに気づいたのだが、APの世界ではすでにステートメントピース（主役アイテム）となっているモデルである。Jay-Zの手と手首が一瞬カメラに向けられたいくつかのクローズアップでは、ロイヤル オーク・パーペチュアルカレンダー・オープンワーク・ブラックセラミックケースであることを示している。レブロンは、技術的に偉大なバスケットボーラーかもしれないが、Jay-Zはセラミック製のキラーハイコンプリケーションでダンクシュートを決めた。

Jay-Zに加えて、スプリングヒル・エンターテインメントのCEOであるマーベリック・カーターも、紫のラバーストラップを付けたロイヤルオーク コンセプトを身に着けていた。ストラップとケースの特徴的なマークから、オーデマ ピゲ　ロイヤル オーク コンセプト“ブラックパンサー”フライング トゥールビヨンであることが分かった。このマーベルにインスパイアされた時計は、4月に250本限定で発売され、価格は15万スイスフラン（約1830万円）だった。

　そして最後に、この番組の共同制作者であり、対談にも参加したポール・リベラ氏がAPを着用していた。これはちょっと分かりにくいかもしれない。ロイヤル オークの一種で、オフショアの可能性もある。ストラップが付いていて、ケースの横顔がはっきりしているが、これ以上推測するよりも、このままにしておきたいと思う。

　時計はさておき、番組は大盛り上がりだった。Jay-Zは、ドクター・ドレーのために“Still D.R.E.”をゴーストライターとして書いた時のことを話していた。本当に？　時計の話は出なかったが、少なくともカメラの前では時計の話が出なかったとしか思えない。というか、これだけの時計が一堂に会しているのだから、頼むよ。

D1 MILANO（ディーワンミラノ）の最新モデル“ポリカーボン カラーブロック”が先行発売を開始。どこよりも早くその魅力を解説していこう。

》ソリッドなオクタゴンケースとトレンド感満点のカラーリングに注目

　2013年にイタリア、ミラノで誕生したプレミアムファッションウオッチブランド、“D1 MILANO（ディーワンミラノ）”。1970年代のラグジュアリースポーツウオッチからインスパイアされたクリアでソリッド感のあるデザインを特徴としており、価格、品質、デザインと三拍子揃ったコストパフォーマンスの高いコレクションが、イタリアを始め、世界中の時計好きから支持を集めている。

この“ポリカーボン カラーブロック”は、ブランド創設以来、ディーワンミラノのベストセラーとして人気を集める“ポリカーボン”シリーズをベースに誕生した最新モデルだ。既存コレクションの“ポリカーボン”シリーズはケース、ブレスレットを含めて時計全体をブラックで統一したデザインが特徴となっていたが、 “ポリカーボン カラーブロック”では従来のモデルにはないグリーンとブルーの“カラーデザイン”を採用。ワントーンのミニマルなデザインに、程よい存在感とトレンド感をプラスしている。

D1MILANO（ディーワンミラノ）
ポリカーボン カラーブロック

スペック（全モデル共通）
■素材：ポリカーボンケース、ブレスレット
■サイズ：ケース径40.5mm×T8.8mm
■防水性：5気圧防水（50m相当）
■ムーヴメント：クォーツ（セイコーインスツル製Cal. VJ21）
■搭載機能：時刻表示
■価格：2万900円

ソリッドさを残しつつ、軽い付け心地を実現したポリカーボンケースに注目

ケース、ベゼル、ブレスレットともに素材にポリカーボンを採用。四辺に傾斜を付けたベゼル、鋭角に仕上げたブレス一体型のシームレスなケースなど、ディーワンミラノの特徴であるラグスポテイストのデザインを採用しつつ、金属とは異なる柔らかくマットな質感なのが特徴。ポリカーボンを採用したモデルのなかにはベゼルとケースを一体成型してコストを抑えているブランドもあるが、ディーワンミラノでは、ベゼルとケースを別々に成型。パーツのエッジ感や立体的なフォルムを際立たせている。

ブレスレットもチェックしよう!

厚さ8.8mmスリムなケースデザインに合わせて、ブレスレットのコマも薄型に仕上げられている。オクタゴンケースが目を引くデザインだが、手首に納まる程よいサイズで、金属ケースのモデルよりも軽い装着感なのも魅力。1970年代のラグジュアリースポーツ風デザインを、おしゃれにカジュアルダウンしたデザインは大人のオフスタイルに最適だ。

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